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マクロ経済スライドとは
マクロ経済スライド導入後は、スライド調整率の分だけ、年金受給額が制御されるともあります。
平成16年の年金制度改正で「マクロ経済スライド」というしくみが導入されました。
「マクロ経済スライド」と年金額はどのような関係になっているのでしょうか?
■マクロ経済スライドとは
マクロ経済スライドとは、「出生率の低下」と「高齢者の増加」を勘案した「一定率」(年約0.9%程度)を賃金から差し引いた分しか新規裁定額に反映させないというもの。
つまり、新規裁定額の水準は年々下がっていくものと考えられます。
これまでの公的年金
これまでの公的年金は、物価が上がればそれがそのまま反映されるものでした。
しかし、平成16年の改正で「マクロ経済スライド」方式が導入され少子高齢化を考慮して年金額が抑えられることになりました。
マクロ経済スライド導入後はどうなる?
マクロ経済スライドによって給付水準を毎年自動的に調整する仕組みを導入し、年金財政の均衡を図るための特例期間として今後20年程度の間導入されていきますが、均衡の取れた給付額に修正した後は、基本改定率のみのスライドになります。
▼平成16年の年金制度改正による基礎年金の「基本改定」計算式
「基礎年金の計算」

「改定率」は毎年変更されます。
「改定のルール」

年金受給者については、平成12-14年の3年間は物価が下がっていたのですが、その物価下落分1.7%は、これまで据え置きされていたため、今後この分が調整されることになっています。
したがってここ数年は物価が上昇しても年金額は上がることはないでしょう。
その後は、マクロ経済スライドの適用により年金額はどんどん目減りしていくことになります。
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